シリア軍使用と暫定評価か 化学兵器疑惑で米当局

 【共同】ロイター通信は23日、シリアの首都ダマスカス近郊で化学兵器攻撃により市民多数が死亡したとされる疑惑をめぐり、米国や同盟国の情報当局が、シリア政府軍が化学兵器を使用したとの暫定評価を下したと報じた。米国や欧州の治安筋の話としている。

 情報当局は攻撃がアサド政権の「高いレベルの承認」を得て実行されたとみている。ただ暫定評価がどのような根拠に基づいているかは伝えていない。同筋は、確証を得るには時間を要する可能性があると指摘した。

 一方、ロイターによると、反体制統一組織「シリア国民連合」の幹部は同日、アサド政権側による化学兵器使用を証明するため、犠牲者の体から採取した試料を国外に持ち出したと指摘したが、試料を誰に提供したかは明らかにしなかった。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る