2200ミリシーベルトの最高値検出 第1原発タンク再計測で

 【共同】福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東京電力は3日、これまで高い放射線量が計測されていた「H3」と呼ばれるタンク群の2基を再計測したところ、底部表面で最大毎時2200ミリシーベルトだったと発表した。一連のタンク漏えいで計測された値では最も高い。

 タンク表面から5センチで計測した。ほとんどはベータ線で、透過力が弱いためアルミ箔でも遮蔽できる。透過力が強いガンマ線はごくわずか。50センチ離れると線量は40ミリシーベルトに低下した。

 東電は「慎重に管理すべき線量だが、距離を取ることで影響は格段に低くなり、作業員の被ばくは抑えることができる」としている。

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