フランス議会がシリア問題審議 投票はなし

 【共同】フランスの上下両院は4日、それぞれシリア問題について審議した。下院(国民議会)ではエロー首相があらためて軍事介入する方針を説明し、各会派代表が意見を述べたが、賛否を問う投票は行われなかった。

 審議では投票は行われないことがあらかじめ決まっていたためか、下院の出席議員は3分2程度にとどまった。

 エロー首相は「フランスは単独では行動しない」などと、オランド大統領が表明している方針を繰り返した。野党からは「国連の決議がないなら議会承認の手続きをとるべきだ」などの意見が出た。

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