15日以内に全量報告要求 シリア化学兵器決議案

 【共同】国連安全保障理事会常任理事国のフランスは10日、シリアに化学兵器の国際管理と廃棄を求める決議案を一部の安保理メンバー国に提示、協議を始めた。ロイター通信によると、決議案はシリア政府に対し、採択から15日以内に保有する全ての化学兵器を国連事務総長に報告するよう求めている。

 決議案はまた、化学兵器の完全廃棄とそれまでの厳格管理、関連施設の国連への速やかな公開を求め、従わない場合は軍事行動に道を開く「国連憲章7章に基づくさらなる措置」を取ると警告した。キャメロン英首相は10日、米国、英国、フランスが決議案を共同提案すると語った。

 安保理は10日、緊急会合の招集をいったん決めたが、直後に延期した。ロシアが開催を求めたが、安保理外交筋によると「文書づくりに合意できない」ことから先送りされた。文案調整が当面続く可能性も出てきた。

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