軍や情報機関に危機感 米政府閉鎖、士気に影響も
- 2013年10月3日
- アメリカ発ニュース
【共同】米政府機関の部分的閉鎖が安全保障面に及ぼす悪影響を懸念する意見が出始めた。軍や情報機関で安保や治安の根幹に関わる職員は業務を続けているが、その他の職員は一時帰休の対象。後方支援を長期間にわたって失えば、組織の士気が落ちることも避けられない。
陸軍制服組トップのオディエルノ参謀総長は2日、ロイター通信に対し、部隊の訓練や移動を減らし、活動を必要不可欠な任務に絞らざるを得ないとして「日々の作戦に大きな影響が出ている」と指摘した。
歳出の強制削減に伴う国防費カットへの対処に苦しむ中で、新たに直面した難局だけに軍の不満は大きそうだ。
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