新生児のHIV完治 米チーム、医学誌に報告

 【共同】生後30時間で抗ウイルス薬投与を始めたことで、母親から感染した新生児のエイズウイルス(HIV)が消滅した事例を、ジョンズ・ホプキンス大のチームが24日までに米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに報告した。

 この事例は3月に学会で発表され、エイズ撲滅につながる初の子どもの完治例として注目された。チームは引き続き経過を見守るとともに、この手法の有効性を確かめるための新たな研究を検討している。

 新生児はミシシッピ州で生まれ、1歳半で投薬を中断したが、2歳半の時点で症状はなくウイルスも未検出。一部の専門家からは新生児が本当にHIVに感染していたのか疑う声も出たが、チームは今回の報告で、子宮内でのHIV感染を裏付けるデータを示した。

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