仏新聞社で発砲、1人重体 パリ中心部、犯人逃走

 【共同】パリ中心部の左派系リベラシオン紙本社と、西郊外にあるビジネス街の大手銀行ソシエテ・ジェネラルの店舗前で18日、2件の発砲事件があった。新聞社で胸と腹を撃たれたカメラマン助手の男性(27)が重体。フランスメディアが報じた。

 オランド大統領は訪問中のイスラエルから「あらゆる手段」を使って犯人を拘束するようバルス内相に指示。内相は「民主主義の根幹である言論機関への攻撃は許されない」と強調した。

 犯人は同一とみられ、車で目抜き通りのシャンゼリゼまで逃走し、行方が分からなくなった。

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