米大手が販売力回復 日本勢には脅威
- 2014年1月3日
- アメリカ発ニュース
【共同】2013年の米新車販売台数が6年ぶりに1500万台の大台を超えた背景には、米自動車大手3社が消費者にアピールする新型車を開発するなどして販売力を回復したことがある。ライバルの日本勢からは「米国メーカーの攻勢は脅威だ」(幹部)との声も漏れる。
長期的な販売低迷と08年のリーマン・ショックの余波で、米自動車大手3社のうちゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーは経営破綻した。GMは米政府によっていったんは事実上国有化されたが、高級車ブランド「キャデラック」の強化などで収益力を底上げし復活を果たした。
一方、クライスラーもフィアット(イタリア)の傘下入りで経営再建が進んだ。知名度が高い「ジープ」ブランドのスポーツタイプ多目的車(SUV)などが好調だ。
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