グーグル、ファイバーを34市に 〜 超高速接続サービスの全米展開を本格化
- 2014年2月20日
- ハイテク情報
グーグル(Google)は20日、超高速インターネット接続サービス事業のグーグル・ファイバー(Google Fiber)を、米国内34市に拡大する計画を発表した。同サービスは1Gps(毎秒ギガビット)の通信速度を提供する。
フォーブス誌によると、グーグル・ファイバーはミズーリ州カンザス・シティーで立ち上げられ、試験的運用が続けられてきたもので、これまでにアリゾナやカリフォルニア、ジョージア、テネシー、ノール・カロライナといった各州の都市圏への拡大が決まっており、今回、それにユタ州ソルト・レイク・シティーが加えられた。
グーグル・ファイバーは、インターネット接続速度を超高速化させることで、地域の技術系起業活動を活性化させるとともに、各種の自社サービスを新興企業とその顧客に普及させることを図る。
グーグルはそれと同時に、AT&Tやベライゾン、コムキャスト、タイム・ワーナー・ケーブル、コックスといった既存の接続サービス事業社に対し、接続速度と料金の両面で競争をしかける。
グーグルは同事業において、地元の起業活動を刺激して地域経済開発と雇用機会創出を図りたい自治体に協力することで、税優遇措置を自治体から受ける。
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