ジョンソンコントロールズ〜シート用フォーム新工場を開所
- 2014年3月3日
- 自動車関連
ジョンソンコントロールズは、メキシコのケレタロ州に新設した自動車シート用ポリウレタンフォーム工場を開所したと発表した。同工場は2013年3月に建設を開始し、同年10月に完工。10万平方フィートある敷地に単一生産ラインを有し、従業員数は150人。5年以内にフル生産に達する見通しで、その後増員を予定している。この工場は、メキシコ中部の中央高原に立地するメーカー用にシート用フォームを受注製造(OEMs)する。
ジョンソンコントロールズは自動車事業の不振を打開するため、構造改革を続けている。メキシコで新工場を開設したことで、停滞するヨーロッパ経済からの打撃も緩和される見込みだ。近年、同社は自動車シート事業の強化に注力している。オートモーティブ・ニュースによると同社は、シートの軽量化を進めており、2014年1月には、運転手の背格好に自動対応できる、シートの自動調整システムを開発した。
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