有力交流団体が支援推進 対北朝鮮、韓国政府も検討
- 2014年3月6日
- 世界のニュース
【共同】南北交流事業を行う韓国で最大規模の民間団体「民族和解協力汎国民協議会(民和協)」の洪思徳代表常任議長は6日、ソウルでの民和協の集まりで、北朝鮮に大規模な肥料支援を行う国民運動を推進すると表明した。20キロの窒素肥料を100万袋送ることを目標に挙げた。
洪氏は元国会議員で、朴槿恵大統領とも近い。民間主導で韓国から北朝鮮への大規模支援の道が開かれる可能性がある。また韓国政府も同日、北朝鮮の農業の生産性向上を支援する技術研究を行う計画を定めた。
洪氏は、民和協が2000年の第1回南北首脳会談を記念し6月15日ごろに行事を開く意向も表明。北朝鮮は毎年この日の行事の共同開催を韓国側に呼び掛けており、行事を通じ南北交流が進む可能性も出てきた。
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