日航、部品付け忘れ運航  整備ミス頻発

 【共同】日航が昨年10月〜今年5月、旅客機のエンジン部品を付け忘れたまま約1カ月間運航を続けるといった計16件の整備ミスを羽田や成田空港で起こしていたことが30日、分かった。単純ミスがほとんどで頻度が高く、国土交通省は事態を重くみて、日航に原因究明と再発防止策を整えるよう指示した。

 国交省によると、羽田で3月末、ボーイング777のエンジンを分解して整備した際、逆噴射で減速する「逆推力装置」の整流板を一部、付け忘れた。約1カ月間、羽田と札幌、大阪、福岡、那覇を結ぶ路線などを飛んだ。最悪の場合、エンジンが損傷する恐れがあった。

 1月には、ボーイング767で主脚の車輪の部品を付け忘れて羽田―大阪を運航。2月は、資格のない整備士が作業の最終確認をしたケースもあった。

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