IMFの米国経済審査 利上げは15年半ば以降に
- 2014年6月17日
- アメリカ発ニュース
【共同】国際通貨基金(IMF)は16日、米国経済に関する年次審査報告の概要を発表した。事実上のゼロ金利政策を解除し利上げに踏み切る時期について、2015年半ば以降が妥当との見方を示した。
14年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しは、年初からの悪天候で経済活動が落ち込んだことを反映し、4月に予測した2.8%を2.0%に下方修正した。15年については3.0%の見通しを据え置いた。
米国経済が中長期的にどのくらい成長できるかを示す潜在成長率は、今後数年間の平均で2%程度と分析。過去の水準を下回っているとした。
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