PCデータを任意提出 セキュリティー対策確認 ベネッセの情報流出
- 2014年7月14日
- 日本発ニュース
【共同】ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、外部業者の派遣社員がベネッセ側から貸与され、情報のコピーなどに使った可能性のあるパソコンの電子データについて、警視庁が任意提出を受けて調べていることが15日、関係者への取材で分かった。
派遣社員は任意聴取に対して関与を認め「金が欲しくてやった」と話している。警視庁は不正競争防止法違反(営業秘密の複製、開示)の疑いで捜査するとともに、重要なデータの管理に使われるパソコンのセキュリティー対策に不備がなかったか調べる。
関係者によると、ベネッセのシステムを担当する関連会社シンフォーム(岡山市)は、外部業者にデータ管理を委託していた。外部業者の関係者には、ベネッセから業務用パソコンが貸与され、この派遣社員にも与えられていたという。
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