リオ五輪まで5日で2年 W杯で自信も準備遅れ深刻

 【共同】2016年8月に行われるリオデジャネイロ五輪開幕まで、5日で2年。南米初となる五輪は6〜7月に行われたサッカーのワールドカップ(W杯)に続くブラジルでのスポーツの祭典だが、準備の遅れが懸念される。20年東京五輪を控える日本にとっては、自国開催の五輪へのステップとして重要度が増す大会となる。

 3日には本番の運営手順を確認するテスト大会のうち、最初となるセーリング大会が快晴の下でスタートし、大会組織委員会は準備を本格化させる。

 W杯は大きな混乱がなく終わり、大国への脱皮を図るブラジル政府は五輪にも自信を深める。リオのパエス市長は「W杯唯一の悲劇はブラジルが(準決勝で)負けたことだ」と振り返る。だが、規模が桁違いに大きい五輪は準備の遅れがW杯以上に深刻だ。

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