新疆暴動死者は96人 09年ウルムチ以来の規模
- 2014年8月4日
- 世界のニュース
【共同】中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区ヤルカンド県で7月28日に起きた暴動は、死者が計96人に上る大規模なものだったことが分かった。自治区の公式ニュースサイト「天山網」が3日までに伝えた。
自治区当局が2日に開催した対策会議によると、市民の死者37人のうち漢族が35人、ウイグル族が2人。13人が負傷した。「暴徒」側の死者は59人。ウイグル族をめぐる暴動や殺傷事件としては、197人が死亡した2009年のウルムチ暴動以来の規模となる。
当局は「内外のテロ組織が結託して実施した」テロと断定した。ウイグル族の反政府活動に対する習近平指導部の強硬な姿勢が、事件や暴動頻発の背景にあるとみる専門家も多い。
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