第2のスノーデン出現? 米テロ対策情報が漏えい

 【共同】CNNテレビなどは5日、米政府の「国家テロ対策センター」が作成した要注意人物リストの情報が漏えいしたと指摘、中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者に代わる「新たな告発者」が暴露した可能性があると伝えた。

 スノーデン元職員が持ち出した数々の極秘情報に比べ、今回明るみに出た情報の機密度は低いとされる。ただオバマ政権は情報漏れに厳しい姿勢で対処しており、今回も漏えいが事実なら情報を持ち出した人物の特定に全力を尽くすことになりそうだ。

 漏えいしたとされるのは、過激派との関係が疑われる要注意人物ら約100万人を網羅したデータベース「TIDE」などの内容で、ウェブサイト「インターセプト」に掲載された。インターセプトは、元職員から資料の提供を受けて米政府の情報収集活動をスクープした英紙ガーディアンの元コラムニストが設立に関わった。

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