人員3割減、路線網縮小 マレーシア航空リストラへ
- 2014年8月29日
- 世界のニュース
【共同】経営危機が深刻化しているマレーシア航空の最大株主の政府系投資会社カザナ・ナショナルは29日、同航空の従業員約2万人の3割に当たる6000人を削減し、路線網を整理・縮小してアジア地域に集中させることを柱とした経営再建策を発表した。
2011年から3年連続で赤字が続いているほか、ことし3月の旅客機の消息不明問題や7月の撃墜事件で、乗客数が急減していた。
整理する路線の具体名は明らかになっていないが、ロンドンを除く欧州路線の廃止などを検討しているもようだ。日本航空も加盟する航空連合「ワンワールド」各社などとのコードシェア(共同運航)で減少を補う。
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