エアバッグのリコール拡大 タカタ製でBMW

 【共同】部品メーカー、タカタ(東京)製エアバッグの大量リコール問題で、BMWの日本法人は5日、事故時に破裂してけがをさせる恐れがあるとして、乗用車「318i」など18車種(1999年4月〜2006年8月生産)9万9743台のリコールを国土交通省に届けた。

 国交省によると、一連のリコールは国内約225万台を含め全世界で計約950万台に対象が拡大した。各社に追加調査を指示しており、さらに増える可能性がある。

 今回のBMWのリコールは、国内分も含め全世界で約160万台に及ぶ。高温多湿な環境に長く置くと、助手席用エアバッグを膨らませるガス発生剤を詰めた容器に水分が入り、事故時に破裂して金属片が散乱、乗員を負傷させる恐れがある。

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