北米で日本腕時計大手攻勢 ブランド復活や新製品投入

 【共同】アップルなどが腕時計型のウエアラブル(身に着けられる)端末を発表し競争が激化する北米の腕時計市場で、日本の大手2社が、伝統メーカーならではのブランドや最先端の機能で対抗、攻勢を強めている。

 シチズン時計は休眠していた傘下の老舗ブランド「ウィットナー」を復活させ、米国とカナダで10月上旬に発売。セイコーウオッチは衛星利用測位システム(GPS)で世界中どこでも現在時刻を表示できる「アストロン」の新製品を投入した。

 シチズンは2008年の米腕時計大手ブローバ買収に伴い、傘下の1880年創業のウィットナーも取得した。主要製品投入は2009年を最後に休止していたが、ウィットナーはかつてスイスの高級ブランド「ロンジン」と米国販売で人気を競った名門。根強い愛好家を抱えるブランドを再び浸透させる戦略だ。

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