「一層の対策強化必要」 生物保全の愛知目標
- 2014年10月17日
- 世界のニュース
【共同】】韓国・平昌での生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)は17日、2020年までの生物や生態系保全のための国際目標「愛知ターゲット」の達成に向け「より一層の対策強化が必要」とする中間評価文書を採択し、閉幕した。
目標達成のために不可欠とされる対策実施のための発展途上国への資金提供をめぐる交渉では、「15年までに2倍にする」との内容で正式な合意が得られ、一定の前進が得られた形だ。
会議は、同事務局がまとめた「このままでは20項目の個別目標のうち20年までに達成が見込めるのはわずか」とする報告書の内容を承認。目標達成のため「各国に迅速な対応を求める」とした。
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