今年も大規模オゾンホール 南極大陸の1.7倍

 【共同】気象庁は11日、南極上空に現れる「オゾンホール」の面積が10月1日に今年最大となり、南極大陸の約1.7倍に相当する約2340万平方キロに達したと発表した。

 オゾンホールは例年、8〜9月ごろに発生し、11〜12月ごろに消滅。今年の大きさは昨年と変わらず、過去10年の平均とも同程度で、気象庁は「規模の大きい状態が続いている」としている。

 気象庁は、オゾンを破壊するフロンの濃度は緩やかに低下しながらも、依然として高い状態が継続していると分析。このまま低下傾向が続けばオゾンホールは縮小するとみられるが、発生には上空約20キロの下部成層圏の気温も関係するため、気象条件次第でさらに大規模なオゾンホールの発生もあり得るという。

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