ノンバンク対応に限界 ブレイナードFRB理事
- 2014年12月3日
- アメリカ発ニュース
【共同】連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は3日、ワシントンで講演し、金融安定維持について最も幅広い視野と対応手法を持つとされるFRBであっても「限界に直面している」と述べ、ノンバンクに対応できない現状を強調した。
ノンバンクに対しては「いくつかの独立した監督当局が責任を持っている」と現状を紹介。「(FRBが監督する)銀行とノンバンクとの金融活動に関する完全な情報を持っている機関はない」と指摘した。
そのことを踏まえて、FRBは巨大金融機関を構造的に強化することの方に力点を置き、手持ちの政策手法を積極的に活用しているのだと述べた。
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