遺族、銃メーカー提訴 小学校乱射、2年を機
- 2014年12月16日
- アメリカ発ニュース
【共同】コネティカット州ニュータウンの小学校で2012年、児童ら26人が死亡した銃乱射事件の遺族らが15日、容疑者が使ったライフルは軍事用に設計され、一般に販売すべき銃ではなかったとして、製造会社などに損害賠償を求める訴えを州の裁判所に起こした。
事件は14日で発生から2年を迎えた。ライフルは米ブッシュマスター社のAR15で、軽さや性能の高さから人気がある。AP通信によると、訴状は「利益を上げるため、厳しい基準のある軍や警察以外にも販売し、そこから生じる危険性を無視した」と主張した。
9遺族と負傷した教諭が原告になり、被告にはメーカーのほか銃の代理店と当時の販売店を加えた。金銭的な賠償を求めたが、具体的な金額は示していない。当時20歳だったアダム・ランザ容疑者は乱射直後に自殺した。
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