原油安加速、一時53ドル台 5年7カ月ぶり水準
- 2014年12月16日
- アメリカ発ニュース
【共同】16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は続落し、指標となる米国産標準油種(WTI)1月渡しが一時、2009年5月以来、約5年7カ月ぶりの安値水準である1バレル=53.80ドルを付けた。
15日の終値は1バレル=55.91ドルだった。
世界経済の減速で需要が落ち込んでいることに加え、石油輸出国機構(OPEC)による減産は当面ないとの見方が広まり、原油価格の下落に拍車が掛かった。
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