4号機プール、残り4体 きょう、取り出し完了
- 2014年12月19日
- 日本発ニュース
【共同】京電力福島第1原発4号機使用済み核燃料プールからの燃料取り出し作業で、プール内に残った燃料が未使用燃料4体だけになったことが19日、分かった。東電は20日にこの4体を入れた輸送容器(キャスク)をプールから引き上げ、取り出し作業を終える。
東電は取り出した燃料を後日、6号機のプールに移送する計画で、昨年11月に始まった作業は年内に全ての工程を終える。
4号機は事故発生当時定期検査中で、プールには原子炉内から移された燃料を含む1535体(使用済み1331体、未使用204体)の燃料があった。放射線量の極めて高い使用済み燃料の移送が今年11月に終わり、残りは未使用燃料だけとなっていた。
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