採掘所のメタン漏出規制へ 温暖化対策でオバマ政権
- 2015年1月14日
- アメリカ発ニュース
【共同】オバマ政権は天然ガスや石油の採掘施設から大気中に漏れ出す温室効果ガスのメタンを、2025年までに12年比で45%減らすための新規制案を近く発表する。ニューヨーク・タイムズ電子版が13日伝えた。
地球温暖化対策の行動計画の一環。昨年11月にオバマ大統領が表明した米国の温室効果ガスを25年までに05年比で26〜28%削減する新目標の達成に役立てる。
天然ガスの主成分であるメタンは二酸化炭素(CO2)に比べて温暖化を引き起こす効果が20倍以上も強い。米国内ではシェールガス増産などに伴う排出増が懸念されており、環境保護局(EPA)が昨年春に削減強化方針を示していた。
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