15億ドルで和解 S&P、不正格付けで

 【共同】2008年の金融危機を招いたサブプライム住宅ローン関連の金融商品を不当に高く格付けしていたとして司法省などが制裁金の支払いを求めた訴訟で、格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)側は15億ドル(1760億円)を支払うことで和解した。

 S&Pの親会社で出版大手のマグロウヒルが3日明らかにした。不当な格付けが金融危機の一因となったとして巨額和解金での決着となった。

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