6月利上げも選択肢であるべきだ クリーブランド連銀総裁
- 2015年2月26日
- アメリカ発ニュース
【共同】クリーブランド連邦準備銀行のメスター総裁は26日、CNBCテレビの番組で、6月の利上げが「実行可能な選択肢であることが好ましい」と述べ、連邦公開市場委員会(FOMC)は3月会合で声明の「忍耐強い」の表現を変更するべきだとの考えを示した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は「忍耐強い」の文言について、その先2会合では利上げの可能性が低いことを示すと説明。24、25両日の米議会での定例証言では文言を削除したからと言って必ずしも6月に利上げすることを意味しないとした。メスター総裁はこれに同意し、利上げ時期に関する判断の余地を広く確保するべきだとした。
雇用改善は力強く、物価もこの日発表になった1月の消費者物価指数が食品やエネルギー価格の影響を除いたコア指数ベースで「安定している」と強調。米経済は「勢いが増している」とした。ただ6月会合で利上げを支持するかどうかは、その時点の経済情勢次第とした。
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