地下鉄サリン、20日で20年 悲惨な事件の教訓未来へ

 【共同】オウム真理教が起こした組織的テロで、13人が死亡、6000人以上が重軽症となった地下鉄サリン事件から20日で20年。家族や仲間を失った遺族や後遺症に苦しむ被害者らに残る傷は癒えない。世界的にテロ事件は絶えず、悲惨な事件の教訓をいかに未来に伝えるかが課題となる。

 20日は地下鉄霞ケ関駅で東京メトロの職員が黙とう。同駅や小伝馬町、築地など6駅で一般からの献花を受け付ける。

 多くの被害者が出た霞ケ関駅で当時駅長だった野尻辰秀さん(63)は19日、仲間の墓前で手を合わせ「忘れられない大きなものがのしかかっている」と、今も続く苦しみを明かした。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る