厳しい指摘相次ぐ 5失点の田中に米メディア

 【共同】大リーグ、ヤンキースの開幕投手を6日に務めた田中が4回を5失点(自責点4)と精彩を欠いたことに、メディアからは厳しい指摘が相次いだ。昨季途中に右肘を痛めた影響で球速が90マイル(約145キロ)程度しか出ていないのを不安視する記事が多い。

 ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「この球速では、ヤンキースは並のチームになる」との見出しを掲載。田中本人や球団幹部がまだ改善の余地があると主張している点についても懐疑的な見方を示した。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「田中、右肘の心配を打ち消せず」とし、ヤンキースの開幕投手がわずか4回で降板したのはナックル投手として活躍した1985年のフィル・ニークロ以来と報じた。

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