4月の米就業者22万人増 失業率5.4%に改善
- 2015年5月8日
- アメリカ発ニュース
【共同】米労働省が8日発表した4月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向に敏感に反応する非農業部門の就業者数は前月から22万3000人増えた。ほぼ市場予想通りだった。失業率は0.1ポイント低下の5.4%だった。3月に就業者数の伸びが急減し、雇用情勢の改善に足踏みが見られたが、勢いを取り戻した。
失業率は2008年5月以来、6年11カ月ぶりの低水準となった。
連邦準備制度理事会(FRB)は、景気の鍵を握る雇用情勢が回復軌道に戻ったことを受け、引き続き利上げの時期を慎重に探ることになりそうだ。
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