「和紙の芸術表現: 伝統から未来へ」〜日本クラブ企画展

オブジェ 「冬 (Winter)」 (鈴木美賀子):黒檀と切金で制作された、冬の静寂を感じさせるオブジェ。

ニューヨークの日本クラブでは1月30日(木)から2月21日(金)まで日本ギャラリーで和紙の芸術表現を伝統から現代、未来に繋がる作品を紹介。展示する。

和紙は奈良時代に技術が確立され、日本の文化・芸術の基盤を築いてきた。その繊細で奥深い美しさは日本国内のみならず、19世紀のジャポニズムを通して西洋芸術にも大きな影響を与えている。モネやゴッホといった印象派の画家たちは、浮世絵や千代紙、型紙からインスピレーションを受け、新たな表現を生み出した。

本展では、和紙の伝統的な美しさを感じさせる照明インスタレーションから、現代的な感性で制作された作品まで、幅広く展示する。

和紙の伝統と革新、そして未来への可能性を感じることができる本展で1400年の歴史を誇る和紙のすばらしさを確認したい。

■日時:2025年1月30日(木)〜2月21日(金)
■時間:月〜金(10:00am – 6:00pm)、土(10:00am – 5:00pm)、日・祝日休館
■場所:日本ギャラリー(日本クラブ7階)
145 West 57th Street, 7th Floor, New York, NY 10019
■詳細:https://www.nipponclub.org/activity_exhibition/?lang=ja

装飾紙 「Ryou-shi」 (鈴木美賀子):和紙に金箔、プラチナ箔を施した、華やかな装飾紙。

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