ウッズに完全復活の予感 ショット好調、小技もさえ

 【共同】男子ゴルフのファーマーズ・インシュアランス・オープン最終日は28日、カリフォルニア州ラホヤのトーリーパインズGC(パー72)で行われ、37歳のタイガー・ウッズ(米国)が通算14アンダーで昨年7月以来の通算75勝目を挙げた。大会を通して「ことしはやれると思っている」と何度も手応えを強調し、完全復活を予感させた。

 過去6勝と相性のいい大会を、得意の逃げ切りで飾った。第2ラウンドで首位に立ち、霧による順延のため第3ラウンドと最終ラウンド途中までを行った27日にリードをさらに広げた。最終日はややショットが乱れたが、2位に4打差をつけて快勝した。

 「全盛期に戻ったと感じるか」という質問に「その年によってプレーは違うので、昔と比べようとは思わない」とかわしたが「小技の感覚が戻ってきた」と納得の様子。ドライバーショットも好調だった。平均飛距離は出場選手中8位の307.3ヤードで、昨季の平均を約10ヤード上回った。

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