米、深刻な懸念表明 イランのロケット発射報道

 【共同】米国務省のヌランド報道官は28日の記者会見で、イランのメディアがロケット打ち上げに成功したと伝えたことについて、事実関係の確認は避けながらも「もし弾道ミサイル技術を使って何かを発射したのなら、深刻な懸念対象だ」と表明した。

 報道官は、ミサイル発射は国連安全保障理事会決議違反と指摘し「同盟国などと緊密に連携してミサイル開発の懸念に対応していく」と強調した。

 また英紙がイランの地下核施設で大規模爆発があったと報じたことについて、カーニー大統領報道官は記者会見で「報道が正確とは思わない」と疑問を呈した。

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