藻から作るバイオ燃料開発、今年は正念場

 2013年は、藻を使ったバイオ燃料の開発を進める企業がそれぞれ生産規模の大幅拡大を予定している。各社の製品が量や質、価格で石油と張り合える燃料となるかどうか、今後の展開が注目される。

■先陣はソラザイム

 ギガオムによると、2011年春に株式上場した業界大手ソラザイム(Solazyme)は、早くから代替ケミカルやパーソナルケア市場に注目し、小規模ながら安定した売り上げを計上しつつも、輸送用燃料の開発ではこれまで規模とコストの問題に苦戦していたが、ようやく燃料油分野でも生産拡大のめどがついた。同社はこのほど、食品加工大手ブンゲとのブラジルでの合弁事業が、商業規模の… 続きを読む

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