シェル本社の責任認めず ナイジェリア原油流出で

 【共同】2004年と05、07年に起きたナイジェリアの原油流出をめぐり、現地の農民らが英・オランダの国際石油資本(メジャー)ロイヤル・ダッチ・シェル本社に損害賠償を求めた訴訟で、オランダ・ハーグの裁判所は30日、シェル本社の責任をほぼ全面的に否定する判決を言い渡した。

 訴訟は、世界各地で原油採掘事業を展開するメジャー本社に対し、環境被害を受けた各国の当事者が直接賠償請求できるかどうかの前例となるとして注目されていた。

 判決は、流出は破壊行為などにより起きたもので施設管理の手落ちはなかったとするシェル側の主張を認めた上で、シェルのナイジェリア現地法人の一部賠償責任を認めたものの、シェル本社の責任は否定した。

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