歴史文書の大半無事 マリの世界遺産都市

 【共同】西アフリカ・マリ北部の世界遺産都市トンブクトゥで、イスラム過激派による放火などで焼失や損傷が懸念されていた、歴史的に貴重な文書類の大半が無事だったことが30日分かった。ロイター通信が複数の専門家の話として伝えた。

 トンブクトゥはかつて交易やイスラム教研究の拠点として繁栄。13世紀ごろまでさかのぼる歴史、文化関係などの文書類が同市周辺に約30万点あるが、失われた可能性があるのはこのうち2千点程度にとどまる見通しという。

 フランス軍などが今月28日までにトンブクトゥを奪回する直前、過激派は文書類を収納した建物に放火したと伝えられていた。専門家によると、同市が昨年過激派に制圧された後、学芸員らは貴重な文書類を分散して隠していたという。

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