世界蓄電市場、2016年に前年比2倍に 〜IHSの予想、住宅と企業での導入進む

 米調査会社IHSは、世界蓄電市場が2016年に前年の2倍に拡大するという予想を示した。
 
 太陽光やそのほかの再生可能エネルギーによる電力を蓄えることで送電網からの高額電力の消費量を減らそうと考える世帯や企業がこれからますます増えるというのがIHSの見方だ。
 
 コンピュータワールド誌が報じたIHSの調査報告によると、2016年の世界蓄電市場は、2015年の1.4ギガワット時から2.9ギガワット時に大幅成長する見通しだ。
 
 また、向こう10年間にリチウムイオン電池が蓄電システムの主流となり、2025年までには世界の蓄電市場の80%に採用される、とIHSは予想する。
 
 【http://www.computerworld.com/article/3102132/home-tech/big-batteries-for-every-home-and-business-energy-storage-to-double-this-year.html】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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