シリア長官に逮捕状 レバノン検察

 【共同】レバノンの司法当局筋は4日、同国内の爆発事件に関与したとして、レバノン検察が隣国シリアの情報機関、総合情報局(GID)のマムルク長官に対する逮捕状を出したと明らかにした。GIDはシリア秘密警察の一部門とされる。AP通信が報じた。

 当局筋によると、長官は昨年8月に拘束された親シリア派のレバノン元情報相とともに事件を計画していたという。

 レバノンでは、反シリア派の治安警察幹部が死亡した昨年10月の爆弾テロ事件に、シリアのアサド政権の関与が疑われるなど、シリアとの緊張関係が続いている。

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