ジェラート文化を発信 講習や博物館通じ伊企業

 【共同】イタリア中部アンツォーラデッレミリアのジェラート製造機メーカーが、ジェラートの製法を学ぶ学校や博物館を運営している。イタリアが誇るジェラート文化を世界に発信しようと試みると同時に製品の販売拡大にもつなげようという戦略もある。

 カルピジャーニ本社内で2003年に開校した「ジェラート大学」の実習室。台湾から来た十数人の白衣の研修生が講師の指示に従い、機械に材料を入れたり、完成して出てきたジェラートをヘラで容器にかき集めたりしていた。

 同社は「大量生産されているアイスクリームと、主に職人が作るジェラートは成分も異なり別物」と強調。日本など各国で製造・販売に関心を持つ人向けに講習会を開いているが、5週間にわたる本格的な講習を受けられるのはイタリアの本社のみという。

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