核爆弾小型化あり得る 米研究所、ノドン搭載も

 【共同】米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は12日、北朝鮮による3度目の核実験について、同国の主張通り、小型化した核爆弾を使った可能性があるとの分析を発表した。 ISISは北朝鮮が既に、日本のほぼ全域を射程に収める中距離弾道ミサイル「ノドン」に搭載可能な大きさに核爆弾を小型化する能力を持っていると推定。一方で、米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載するには一層の小型化が必要で、そうした水準にはないと分析した。 今回の核実験では北朝鮮が爆発力の増大につながる核融合技術を使うとの観測が出ていたが、ISISは「現時点でのデータからは考えにくい」と否定。(1)プルトニウム型(2)高濃縮ウラン型(3)プルトニウムと高濃縮ウランの組み合わせ-の3通りが考えられるとした。

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