爆弾テロ相次ぎ16人死亡 パキスタン北西部

 【共同】パキスタン北西部の部族地域オラクザイ地区やカイバル・パクトゥンクワ州ハングーの警察検問所などで14日、爆弾テロが相次ぎ、地元メディアによると、市民ら計16人が死亡した。

 いずれも犯行声明は出ておらず背景は不明だが、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が治安当局者や政府寄りの住民に対する襲撃や爆弾テロを繰り返している。

 オラクザイ地区では道路脇に仕掛けられていた爆弾が連続して爆発し、市民9人が死亡し10人以上が負傷した。その後、ハングーの警察検問所でも車を使った自爆テロがあり、市民3人を含む計7人が死亡した。

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