BMW、57万台リコール〜ケーブルの不具合で
- 2013年2月19日
- 自動車関連
独BMWは、電池ケーブル・コネクターの不具合が原因で、米国とカナダでセダンなど約57万台をリコール(回収・無償修理)する。
AP通信によると、2007〜11モデル年に製造された「3シリーズ」セダンとワゴン、コンバーチブル、クーペのほか、08〜12モデル年の「1シリーズ」クーペとコンバーチブル、09〜11年の「Z4」スポーツカーが対象。
運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、コネクターとヒューズボックスのターミナルが劣化するにつれ、トランクに収められた電池と前部のヒューズボックスの電気接続が寸断され、エンジンが作動しなくなる恐れがある。
BMWによると、これまでカナダで不具合の報告が1件寄せられているが、負傷は報告されていない。
3シリーズは米国内で最も人気が高いBMW車で、小型高級車市場で2012年、約10万台を売り上げた。
リコール車は、米国で50万4000台超、カナダで6万5000台となっている。
BMWやトヨタ自動車などメーカーはここ数年、コスト節約を目的に複数のモデル間で部品を共有しているため、大規模なリコールになりそうだとみられている。
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