首都大半の組織を攻撃 中国ハッカーがと報道

 【共同】ワシントン・ポストは21日、複数のサイバーセキュリティー専門家の話を総合し、シンクタンクや報道機関、各国大使館など首都ワシントンにある「ほぼ全ての組織」が中国からのハッカー攻撃を受けていると報じた。

 同紙は過去に攻撃されたシンクタンクとして、戦略国際問題研究所(CSIS)やアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)を挙げた。この他に連邦政府機関や弁護士事務所、人権団体、議員事務所なども攻撃されたと伝えたが、総数などの詳しい全体像は明らかにしていない。

 専門家は、ロシアなど他国からの攻撃もあるが中国からのハッカー攻撃が最も激しく広範囲に及んでいると指摘した。情報を盗む目的のほか、情報の流れを追って「ワシントンがどう機能しているのか把握する」意図もあると分析している。

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