太陽光発電1億キロワット超える ブーム続き4割超の増加

 【共同】世界の太陽光発電施設の総発電能力が、2012年末の段階で11年末に比べて4割以上増え、100万キロワット級原発100基分に相当する1億キロワットの大台を超えたことが、欧州太陽光発電産業協会(EPIA)の調査で26日、明らかになった。

 09年に2000万キロワット強だった総発電能力は3年連続で大幅に増加して大台を突破。世界的なブームが続いていることを印象づけた。日本の昨年1年間の新規導入量は250万キロワット。昨年の固定価格買い取り制度の導入以降、増加しているが、トップのドイツの3分の1足らずの世界5位にとどまった。

 EPIAによると、世界全体で12年に少なくとも3000万キロワットの太陽光発電施設が建設され、過去最高の伸びを記録した11年に並ぶ増加量となった。総発電能力は速報値で1億100万キロワットに達した。

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