ミシガンで商談イベント開催〜フォードと系列サプライヤー

 ミシガン開発公社(MEDC)は3月21日、ミシガン州ディアボーンで、フォードおよび系列サプライヤーと地元企業を引き合わせるイベントを開催する。

 クレインズ・デトロイト・ビジネスによると、参加サプライヤーは、ロバート・ボッシュ、デルファイ・オートモーティブ、チーム・デトロイト、リアーなど30社で、多様な専門分野のベンダーと商談を行う。

 例えば、フォードは大掛かりな射出成形や燃料タンク製造を手掛ける企業を、ボッシュは工作機器メーカーや鍛冶屋を求めている。各社ともイベントを通じ、新たな企業はもちろん、既存の供給網における機能や製品について知識を深めるのが狙いだ。

 イベントは招待者限定で、事前にフォードとサプライヤーの調達チームによって選考される。500社以上が応募済みで、当日は午前中のプレゼンテーションに続き、午後には1対1の商談が行われる。

 MEDCの官民イニシアチブであるピュア・ミシガン・ビジネス・コネクト(PMBC)のディレクター、トレバー・ポール氏は、「就職面接のプロセスに等しい。応募した後に返事が来て最初の面接が行われる」と説明。PMBCの役割はお膳立てのみで、「その後は両者に委ねられる」と語った。

 参加希望者はウェブサイト(puremichiganb2b.com)を通じて応募できる。

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