ミシュラン、低燃費技術に投資

 タイヤ大手のミシュランは、自動車メーカーと連携して低燃費技術開発への投資を拡大している。

 ワーズ・オートモーティブ・リポーツによると、北米ミシュランのピーター・セレック会長兼社長は、北米国際自動車ショーの場で、「各メーカーはかつてなかったやり方で当社と提携している」と説明。タイヤ・メーカーは以前なら、自動車会社から仕様を提供されながらも自前で開発していた。それが現在では、より協業的な努力が最良のソリューションになりつつあるという。

 セレック氏によると、燃費目標を達成するために、環境対応パワートレインや空気力学の改善より、転がり抵抗の低いタイヤを廉価な代替手段と位置付けている。ミシュランが1992年に投入して以来、転がり抵抗の低いタイヤの性能は飛躍的に向上した。セレック氏によると、転がり抵抗は乗用車の燃費消費の約20%、トラックではそれ以上を占める。

 ミシュランのプロジェクトには、従来のタイヤに比べてトレッド(溝)を半分に削減しながら、2倍長持ちするタイヤの開発などが含まれる。

 最近ではこのほか、重量を削減するためスペアタイヤを省く動きが高まっている。ミシュランはこれを受け、パンクの心配がないゼロプレッシャー・タイヤの開発を進めている。

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