キッシンジャー氏一時入院 自宅で転倒、経過観察

 【共同】沖縄返還交渉や米中和解に深く関わったヘンリー・キッシンジャー元米国務長官(89)が5日、自宅で転倒し、ニューヨークの病院に一時、入院していたことが分かった。米メディアが6日までに報じた。AP通信によると経過観察が目的で、5日中に退院した。

 転倒時の経緯や、けがの程度などは明らかにされていない。

 キッシンジャー氏はニクソン政権からフォード政権にかけ、大統領補佐官や国務長官として沖縄返還交渉や米中和解に取り組んだ。

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