解決へ海外技術も活用 大気汚染で中国科技相

 【共同】中国の万鋼科学技術相は7日、記者会見で微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染を解決するため「各国の新しい技術を活用したい」と述べた。日本と技術協力する可能性を問われ、「国際科学技術協力を大事にしている」と述べたが、日本について直接の言及はなかった。

 日中両政府は2月下旬、北京で課長級協議を開き、大気汚染を抑制するため日中が取り組んでいる技術協力を続け、新たな協力の在り方を探ることで一致。だが、石原伸晃環境相は今月2日、中国から「良い返事がない」と述べた。

 万氏はドイツ留学時代の友人の話として、大気汚染解決には「十数年間がかかる」とし、「電気自動車を推進することを含め、産業構造を調整することが重要だ」と強調した。

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